おはようございます。
 29日のNY株。
 ダウは284.96ドル高の1万7694.68、ナスダックは87.38ポイント高の4779.25ポイント大幅続伸。NYSE出来高は10億5543万株。欧州株が軒並み大幅高で、特にロンドンFTSE100は3.58%の上昇と、EU離脱決定前の23日の終値を上回り、離脱ショックによる下落分を取り戻しました。国民投票はなかった?と言った感じです。
 これを受けて、ダウも24日からの870ドルの下落分の内、550ドルを取り戻しました。英国のEU離脱交渉は10月まで先送りされ、その交渉自体がかなり長期間に及ぶ予想です。不透明感が続きますが、現状の維持期間も長く続きます。これからは、経済減速を防ぐための、主要各国の追加金融緩和期待と、EU域内の「離脱ドミノ」不安が並走する展開が予想されますが、世界の市場はひとまず見切り発車した感じです。

 日本株。
 日本でも政策期待が高まっています。欧米株高、原油高と相場環境は良くなりましたが、米国での利上げが遠のき、場合によっては利下げもあり得るとの観測も出ている中では、ドル円だけがまだ緊張感のある水準です。これから出る企業業績の数字を安定させる為には、105円―110円のゾーンに持ってくる必要があります。米国の動きに対応したしっかりとした政策が必要になるからです。
 ともかく、英国のEU離脱問題は小休止に入りました。このタイミングで日本は夏相場に入ります。今年の夏は暑いのかそれとも夏枯れか?
 筆者は今年の夏相場はアリだと思います。為替のリスクは存在しますが、米国株の下落リスクは少ないと思います。米国から英国への輸出規模は米国全体の4%で、GDPに占めるシェアはわずか0.5%です。これから出る企業業績の数字は悪くないと思うからです。場合によってはダウは、史上最高値1万8312ドルをこの夏取りに行くかもしれません。日本も国内問題が市場の中心になります。
 本日の日経CNBCの筆者の「投資道場」では、日本の小売業と電子商取引の将来について4304Eストアーの石村社長をお招きして、有料放送ならではの解説をして頂きます。

 本日の日経平均予想レンジ 15650円―15950円。

 本日の予定 国内
5月の鉱工業生産・出荷・在庫(午前8時50分)
週間対外対内証券売買契約(午前8時50分)
5月の自動車生産・輸出実績(午後1時)
5月の住宅着工▽建設受注(午後2時)
 海外
6月の独雇用統計(午後5時)
1~3月期の英GDP確定値(午後5時半)
6月のユーロ圏消費者物価(午後6時)
米週間新規失業保険申請件数(午後9時半)
6月の米シカゴ景況指数(午後10時45分)
米週間金融統計(7月1日午前5時半)
G20エネルギー担当相会合最終日(北京)

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