2016.07.02 来週の相場。
おはようございます。
 週末で月初でもあった1日のNY株は4日続伸となりました。
 ダウは19.38ドル高の1万7949.37ドル、ナスダックは19.90ポイント高の4862.57ポイント。NYSE出来高はさすがに連騰で動き辛く8億5652万株と低調でした。
 ロンドンFTSE100は年初来高値を更に更新し、ユーロ圏の6月製造業PMI改定値は上方修正されました。注目のISM6月製造業景況指数も市場予想を上回り、停滞していた製造業の企業活動が底打ちしたとして、ダウは1万8000ドルの大台を一時回復しました。しかし、前日までの3連続200ドル以上の上げで合計790ドルも上がっていたことや独立記念日の3連休前日という事もあって、商いは低調で利益確定売りの伸び悩となりました。
 「英国離脱ショック」は、英国中銀の金融緩和期待で(緩和で不利になる銀行株を除いて)ロンドン株が大きく上げている為、落ち着きを取り戻しつつあります。ダメ押しのように、ECBと日銀も追加緩和に踏み切るとの観測が強まっています。FRBの年内利上げについても、FF金利先物に基づいて算出する12月利上げ確率14%となって年内利上げすらないという感じです。カネ余りによる過剰流動性相場・金融相場の様相を見せて来ました。

 日本株。
 上記のごとく、金融相場の株高の様相で、特にロンドンは離脱ショックの当事者で有りながら年初来高値連続更新は、「お前なんだよ!」と言いたい心境です。
 この様に株価は世界的に盛り返しの気運で、日本も5月に次いで今年2回目の5連騰になっています。しかしこの5連騰の結果の、日経平均1万5600円台の水準では先高気運が高まらず、「売れず買えず」で、昨日の東証1部の売買代金は1兆8000億円弱と低調です。その理由は為替です。特にドル円は、FRBの年内利上げの確率が低くなる中で、ドル安円高の傾向が定着しつつあります。現在の102円台は、これから出る本年第1Q決算にマイナスの影響を与えているだけでなく、一気に100円を突破する緊張感のある水準です。ここで日本もしっかりとした追加緩和策を出さないと、円高ショックで日本株だけが世界から取り残される事になります。
 シティーでは、転勤におびえる社員に、ゴールドマンサックスとモルガンスタンレーは、「事業の方法や拠点が今すぐ変わることはありません」と一斉メールをしたそうです。離脱のスタートである「EUへの通告」が、新首相が決まる10月2日以降、いつ出されるか分からない状態です。世界は、どうやら休暇前のひと稼ぎに動き始めたようです。日本がそれに乗れる事を期待します。
 岡三証券グローバルウィーク7月4日号で、これからの投資家の考え方として「相場全体は上下に値振れの大きい展開が見込まれ、その影響を受けづらい個別株を選別することが重要だ。日本では円高が業績面に与える影響が軽微な内需関連株、米国では連続増配のグローバル優良株などがその対象となろう。相場全体の動きにとらわれず、優良銘柄を敏感に探し出す選球眼が求められよう。」と結論付けています。他社も同じような結論で、筆者が今までくどいほど言ってきた事と同じです。しかし、個別株が上がれば全体も上がります。円安に振れた時、意外なサマーラリーが出現するかも知れません。

 来週の日経平均予想レンジ 15500円―16500円。

 ナスダックのメディシノバが8ドルに接近してきました。日中足チャートを見ると一目でわかりますが、全く押し目の無い右肩上がりの動きは、ラッセル2000関連ETF組み入れの自動買いです。来週も楽しみです。JQ4875メディシノバを通して、自動的にナスダック市場に参加することになります。

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