おはようございます。
 13日のNY株。
 ダウは24.45ドル高の1万8372.12ドルと小幅ですが、2日連続で史上最高値更新です。

 日本株。
 さすがに昨日は、急激な上げに対する警戒感から上値は重くなりましたが、それでもプラス圏は維持し3連騰となりました。その後も、NY株の堅調さもありますが、大証夜間・SGX夜間とも高値近辺の値は保っています。東証1部売買代金で見ても12,13両日で5兆6600億円と、ここでの売り物を着実にこなしています。
 この強さの理由の一つが政策期待です。特にここへ来てヘリコプターマネーの期待が高まっています。ヘリコプターマネ―とは国債の日銀直接引き受けの事ですが、その仕組みの解説で、バランスシートを使って分かり易く説明されていますが、それでもまだよく分からないという事を聞きますので、面白い例えで説明して見たいと思います。
 昔、「奥様は魔女」と言う超人気テレビ番組がありました。ダーリンと魔女の奥様の夫婦の話ですが、ある時ダーリンは高級ゴルフクラブを買いたくなったのですがお金がありません。そこで、奥様に借金をします。奥様は魔女ですから、おカネを刷る能力を持っています。刷ったお金をダーリン渡し、夫婦間と言えど借金は借金ですからダーリンから借金証文を貰います。するとこのダーリン家には、おカネと借金証文が存在する事になります。でも、魔女の奥様は、家庭内の事ですし、ダーリンを愛していますから、借金証文は持っていてもダーリンが死ぬまでお金を返してくれとは言いません。つまりこの家庭にはおカネだけが天(ヘリコプター)から降ってきたようになります。勿論、魔女が日銀でダーリンが政府です。
 でも、考えて見たら既に魔女は、ダーリンが他にこわいお兄さん(市中金融機関)から借りた借金の証文を大量に取り返しています。夫婦が幸せ(CPI2%)になるまでその証文は持ち続けます。事実上のヘリコプターマネーは実施されているのです。もし、魔女が「私はダーリンを愛しているので、今持っている証文は永久に持ち続けるし、もちろん返済の請求も永久にしません」とまで言わなくても、そんな雰囲気を匂わすだけで、世の中変わりませんか。先進国で突出した借金大国だと思っていたら、意外に安定した金持ち国だったと。リスクオフになると円が買われる理由が少し分かりませんか。借金大国だと思っているのは日本人だけかも。
 今晩のイングランド銀行の政策が注目です。あっちの魔女がバリバリお金を刷ったら、また円高になるので、こちらの魔女ももっとおカネを刷らないと。

 本日の日経平均予想レンジ 16250円―16400円。