おはようございます。
 週末15日のNY株。
 ダウは10.14ドル高の1万8516.55ドル、ナスダックは4.47ポイント安の5029.59ポイントとマチマチの動きでしたが、ダウは連日の高値更新です。NYSE出来高は8億7418万株。
 この日発表された6月の小売売上高、鉱工業生産指数、消費者物価指数は市場にとってほぼポジティブな数字でした。しかし、7月のミシガン大消費者景況感指数が市場予想を下回り、連続高への警戒感から上値を押さえられ、結果的にダウは、前日終値を挟んでの動きとなりました。前日は好材料となった金融株の決算では、ウェルズ・ファーゴが減益決算で2.5%安となるなど、この日は悪材料となりました。決算はまだ開けて見ないと分からないと言う感じです。

 日本株。
 前週の米雇用統計や日本の参院選を受けての結果とは言え、今週の月曜日から金曜日まですべてが高い5連騰は、筆者としては納得の結果ですが、作られた相場でその内下がると言う弱気筋が多かった市場としては、意外感のある上げだったかもしれません。当初買戻しだけと思われた買いも、値動きが進むにつれて当然の事ながら新規買いも入って来ました。特にボリュームから見て、メガバンクの流れは変わったと思われます。情報の集計でも外国人買いが入ったと判断できます。ともあれ、結果として到達した16500円は、強気弱気の攻防戦の本丸です。
 25日移動平均を抜いて反転の兆候を見せた日経平均は、75日移動平均の抵抗にあっていましたが、14日にようやくそれを抜き、15日にはかい離1%を越えました。そしてその25日、75日に200日移動平均足した「総合かい離」が33営業日ぶりにプラスに転じました。これはテクニカル的には相場陽転のシグナルですが、今年に入り2度の出現ですが、2度ともダマシ(売り場)となっています。2度ある事は3度あるのか、3度目の正直になるのか。
 注目の攻防ラインですが、今年の1度目が4月21日-4月27日の17500円、2度目が5月30日、31日の17200円、今回が16500円ですから、流れはまだ陽転とは言えません。移動平均のグランビルの法則では、ここを突破しないと、下げ傾向の1時的反転で絶好の売り場となります。任天堂の昨日の4760億円の過去最高の売買代金や、ファストリのストップ高の動きは下げ相場に咲いた一時的なあだ花なのか、変化のシグナルなのか、3連休明けが楽しみです。