2016.07.24 ニチギンGO。
おはようございます。
 日経平均が1万7000円を上回ると空売り筋の買い戻しが入りますと申し上げました。オプションや先物の建玉を見ると当然の事ですが、上回らなければ、ここは今年3度目の売り場になります。買い方も売り方も神経質にならざるを得ません。
 この勝敗のカギを握るのは為替です。1980年代のレーガノミクスが成功したのも結局はドル安になった為です。G20で、丁々発止のせめぎあいの日米ですが、麻生大臣もお年なのにハットでダンディーぶりを示し、強気な発言を連発し、頑張っていると思います。なんとかドル円を110円前後で安定させることが出来れば、1万7000円どころか、年内1万8000円台以上も見えて来ます。
 それを援護射撃するのが、日銀ですが、既に資金供給残高(マネタリーベース)は経済規模4倍の米国を上回り、更に年80兆円づつ増えると言うすさまじい程の異次元緩和になっているので、黒田総裁としては、この政策を維持する事で十分な援護射撃になっていると思っているのではないかと想像します。
 しかし、このすさまじい程の異次元緩和の効果はまだはっきり表れていません。効果が出るのはタイムラグがあるので、もう少し見守ってほしいと言うのも、黒田総裁の気持ちと想像します。ただ、「割安株、いつまでたっても割安株」(字余り川柳)と言われるように、もう一押しの刺激も必要です。
 今こそその刺激策を出すタイミングだと思いますが、市場が期待するものが出るのか、正直不安です。
 事実上のヘリコプターマネー、日銀貸し出しへのマイナス金利適用、保有国債の長期化発言等のサプライズでなくても良いので、CPや一般社債の買入れ額増で市中に直接資金を流す現実政策でも発表してもらいたいものです。金曜日の番組で使いましたが「ニチギンGO」です。