おはようございます。
 4日のNY株。
 ダウは2.95ドル安の1万8352.05ドル、ナスダック総合指数は6.51ポイント高の5166.25ポイントとまちまちの揉みあいでした。NYSE出来高は8億1784万株。
 イングランド銀行が7年5カ月ぶりとなる利下げを決定しましたが、予想されていたため、ポンドの波乱は見られませんでした。しかし、欧州株はこれを評価し、軒並み1%前後の上昇となりました。NY株はこれを受けて買い先行で始まりましたが、雇用統計を控え小幅な揉みあいとなりました。決算を受けての個別株の動きは活発でした。

 日本株。
イングランド銀行は、政策金利を25ベーシスポイント引き下げ、過去最低の0.25%とすると同時に、国債買い入れ枠をこれまでの3750億ポンドから4350億ポンドに600億ポンド拡大し、「必要とされるあらゆる行動を取る」と言明しました。資産購入枠の拡大は、国債のの600億ポンドを中心に計700億ポンド(約9兆3000億円)におよび、出したコメントも日銀とまったく一緒です。よく「日銀の政策は成果が出ないから失敗で、特にマイナス金利を撤回しろ」と言われますが、外も質・量・金利の緩和策を実行しているから目立たないだけで、もし日本が緩和策をやめたら、為替を中心に大変なことになります。昨日、日銀の9月の「金融政策検証」について岩田規久男副総裁は、「(検証の結果)金融緩和の程度を縮小することはありえない」と強調しました。当然の事です。
 そうは言っても、原油は下げ止まりを見せていますが、為替が101円で米雇用統計を控えているタイミングでは、ポジションを傾けにくい状態です。
 期待した日銀のETF買いも300億円台の旧のままです。そこで注文の流れを見て見ます。まず日銀から信託銀行にETF買い注文が行きますと、信託銀行はその金額にもとづく具体的な株バスケットを組んで、証券会社にバスケット注文を出します。証券会社は市場から株を調達して、その調達した株バスケットを運用会社(投信委託会社)に持ち込んで、運用会社はそれをETFに組成します。そのETFは証券会社を経由して、バスケット注文をくれた信託銀行にETFとして戻り、それがETF注文の発注先である日銀の手に最終的にわたります。これが繰り返されているわけです。従って、途中にいくつかの発注システムが介在します。筆者の勝手な想像ですが、6兆円サプライズ政策に対して現場のシステム変更が間に合わなかったのではないかと言うのが、300億円台のままの買いとなっている理由ではないかと思うのですが。ちょっと低級な想像ですか。
 当面決算がらみの個別物色です。
 6月1日の日証新聞で紹介した6298ワイエイシイが、2016年3月期後半の絶好調決算で、発表された5月の1000円前後から7月に1600円台に出世しました。もうすぐ2017年第1Q決算が発表されます。季節性がありますので、前年同期比でどうかとなりますが、勢いから言って悪くないと思われます。決算は開けて見なければ分かりませんが、高値1689円から昨日の引けは1254円です。そろそろ再エントリーも良いのではないかと思われます。

本日の日経平均予想レンジ 16100円―16300円。