おはようございます。
 16日のNY株。
 ダウは84.03ドル安の1万8552.02ドル、ナスダックは34.91ポイント安の5227.11ポイントと反落。NYSE(ニューヨーク証券取引所)出来高は7億4947万株と閑散。
 NY連銀のダドリー総裁は、テレビインタビューで「追加利上げを実施できる時期に徐々に近づいている」と発言、9月の利上げも否定をしなかった事を材料に売りが先行しました。このところの株価史上最高値更新を支えていたのは、軟調な経済指標からの利上げ後ずれ観測でした。前日のロックハートアトランタ連銀総裁の同様の発言もあって、FF金利先物に基づく年内利上げの確率は上昇しています。来週26日にはジャクソンホールでのイエレン議長の講演もあり、FRB高官の発言に神経質になっています。明確に業績相場(景気回復相場)のスタートとなる2回目の利上げ実施まではこのような不安定な反応が続くでしょう。しかし、利上げ後は、景気回復相場が鮮明になり、行き過ぎる景気過熱を防ぐ為の量的引き締め開始まで相場は突っ走ると筆者は予想します。
 筆者は決して万年強気論者ではありません。本当は売り場を当てたいと思っています。万年強気のように見えるのは、今は売り場ではないと思っているからです。

 日本株。
 17000円は抜けそうで抜けないなかなか厚い壁ですね。それだけに抜けたら面白い相場になります。
昨日は為替の波乱が株の波乱に伝染してしまいました。このところ連動性が薄れていたのですが。但し、アメリカで利上げ気運が高まりはじめましたので、過度な円高は無いと思います。9月の日銀検証を控えて国内金利が強めに動いたのも原因です。エンドレスな異次元緩和に対する拒否反応か、そろそろ効きはじめる政策を予見した動きか、今後の動きに注目です。
 為替が今後の企業業績に悪影響を与える事は当然の予測です。昨日の日経新聞にあるように8/12現在の第1Q経常利益は前年同期比17%減になっています。岡三証券の1728社の集計では19%減、製造業に至っては25%減となっています。前年同期はドルは120円だったのですから、1年間で20円の円高の影響です。投資家にとっては気持ちの悪い環境ですが、相場的には既に織り込まれています。見ての通りリターンリバーサル(反転現象)が起きています。
 今は金融相場(QE相場)です。QEにどのような影響を与えるかで判断すべきです。悪材料は基本買いなのです。そうは言っても実際強気にはなれない方も多いと思いますが。
 本日の予定の中では材料はなさそうです。やはり為替を怖々見つめる事になるのでしょうか。ただ今日下げるとまちがいなく日銀の買いは入ると思います。
7月の訪日外国人数(午後4時)
7月の半導体製造装置BBレシオ(午後4時、SEAJ)
決算=ドンキホテHD<7532>
EIA週間原油在庫(午後11時半)

 本日の日経平均予想レンジ 16550円―16750円。
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