2016.08.20 来週の相場。
おはようございます。
 週末19日のNY株。
 ダウは45.13ドル安の1万8552.57ドル、ナスダックは1.77ポイント安の5238.38と小反落です。
ウィリアムズサンフランシスコ連銀総裁が年内利上げを支持し、9月利上げもあり得るとの考えを示しました。このところ、NY連銀のダドリー総裁やアトランタ連銀のロックハート総裁も同様の見解を示している為、FF金利から計算される12月の利上げ確率は51%となり、1週間前の42%から高くなって来ていて利益確定売りが出やすい環境です。原油先物は7日続伸で48ドル50セントとなっていますが材料としては限定的でした。

 日本株。
 昨日のドルは、米年内利上げ確率が若干高った為強含みでしたが、ドル円は100円21銭と、まだ気の抜けない水準に留まっています。
 日銀のETF買いは、昨日も入りませんでした。これで6営業日不発で、先週は1週間動き無しとなりました。確かに日経平均16500円前後は、短期移動の25日線上にあり、中期移動の75日線を上回っていますので決して悪い水準ではありません。日銀筋はこの水準を容認するという事でしょうか。26日(金)のジャクソンホールでのイエレンFRB議長講演後にあるかも知れない波乱に備えているのでしょうか。
 結局今週は夏枯れ相場の中で、閑散に売り無しとは言え、火曜の273円安、木曜の259円安と売り方優位の展開でした。為替が原因ですので、来週も見通しは良くありませんが、イエレンFRB議長の講演内容次第で、良い意味での波乱も考えられます。
 個別株では、メガバンクが明らかに底入れの動きですが、不動産株は冴えない動きです。筆者カバーの3237イントランス、3277サンセイランディック、8938ロジコムのそれぞれ特徴のある3銘柄も同様の動きです。
 その中のサンセイランディックが18日(木)に決算説明会を開きました。一応野村幹事の東証1部銘柄なのでアナリスト参加者は多かったのですが、なぜか淡白な説明会で、30分ほどで終わりました。とても物足りなかったので、翌19日(昨日)単独会見を申し込み、1時間半ほど深掘り取材をしました。底地ビジネスと言う地味な不動産会社ですが、災害復興の最終段階で、複雑に絡まった土地の権利を確定して初めて復興が終了します。更に、これから考えられる危険地帯(木造密集地、地震リスクのある地区)への事前防災でも底地権利の糸を解きほぐさないと、実際問題として何も先に進めないのです。当社は土地相続問題を解決するだけの会社ではないのです。決算説明会資料に、「仙台支店の取り組み」と書いてあるのに、説明会の説明が淡白でした。理由は今すぐ大きな利益が出るわけでは無いので遠慮したとの事。「投資家は社会的使命を持ち、先行き業績も右肩上がりなら評価してくれますよ。貴社は日本にとって必要な会社なので、もっと自信を持って、野村証券さんにもしっかり相談してIR活動を活発に行ってください」と申し上げました。

 来週の日経平均予想レンジ 16200円―16900円。

週前半の予定
【22日(月)】
7月の粗鋼生産(午後2時)
7月の主要コンビニ売上高
【23日(火)】
フィンテックフォーラム(午後1時、日銀本店)
◇黒田日銀総裁がフィンテックフォーラムであいさつ
20日現在の日銀保有国債銘柄別残高▽国庫短期証券銘柄別買い入れ額(午後5時)
米レッドブック週間小売売上高(午後9時55分)
7月の米新築住宅販売(午後11時)
API週間原油在庫(24日午前5時半)
7月の北米半導体製造装置メーカーBBレシオ(24日午前7時、SEMI)
【24日(水)】
6月の景気動向指数改定値(午後2時)
気象庁3カ月予報
4~6月期の独GDP詳報(午後3時)
8月のユーロ圏PMI(午後5時)
7月の米中古住宅販売(午後11時)
EIA週間原油在庫(午後11時半)
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