おはようございます。
 23日のNY株。
 ダウは17.88ドル高の1万8547.30ドル、ナスダックは15.48ポイント高の5260.08と小反発。NYSE出来高は7億3439万株。
 7月の新築住宅販売件数が前月比12.4%増の65万4000戸と発表され、予想の58万戸を上回りました。しかし、景気の先行きへの安心感と早期利上げへの警戒感が交差し、いったん上昇するものの上値の重い展開でした。結局26日のジャクソンホールのイエレンFRB議長の講演を控えた様子見の1日となりました。
 景気指標と利上げとの力関係は、今の時期は6(景気)対4(金利)位だと筆者は思います。この日はそんな感じでした。これが、2回目の利上げがあった暁には、景気が過熱して量的引き締めがあるまで、8(景気)対2(金利)位になると思っています。つまりほとんど景気指標に反応するという事です。 因みに日本ではこの関係は4対6です。金融相場ですから。

 日本株。
 昨日は一瞬ETF買いが入ったかと思われる動きがありましたが、その後の動きが示す通り、買いが入った形跡はありませんでした。これで8営業日買っていない事になります。6兆円の追加緩和策を発表してからまだ2回しか買っていませんが、年間で90回近く買わなければ6兆円は消化できませんので予定通り買えるのかと言う疑問が生じます。下げない日でも買う方針にするのか、買えなかったら未消化分はどうなるのかなどと考える事になります。買いの基準ははっきりしませんが、日銀内では決まっていると思います。ただそれは随時変更になっている様です。但し毎月第2営業日からの1か月間は変更しないようです。次の変更日は9月2日です。これで9月相場の色が決まります。
 昨日の市場の動きは、おそらくそれに備えた一部証券会社の手当て買いではなかったかと思われます。日銀の買いは、前にもこのブログでご説明いたしましたが、信託銀行からのバスケット買いは直接市場に出るわけでは無く約定は証券会社が作ります。その為には手持ちがないといけませんので、事前に仕込んでおく必要があります。相場観で買った在庫ではありませんで先物ヘッジがついています。注文に応じて信託銀行に現物を渡す時ヘッジを解かなければなりません。結局は、先物買いや在庫の少なくなったトヨタの様な主力株を買わなければなりませんので、市場に直接注文が出たと同じことになります。
 今日もドル円やETF買いの思惑をはらみながらの揉みあいを予想します。引き続き個別株で対処ですが、昨日動いたバイオ関連株が続伸するか注目です。ここが復活して来ると個人投資家は元気が出るのですが。
 SBI証券の岩田シニアアナリストに聞いたら、上場バイオベンチャー企業は42社ありその時価総額は1兆5千億円だとの事です。ファイザーのメディベーション買収額は1兆4000億円ですから、買収案件が発生したら途轍もない変身をする可能性のある企業が今の日本に42社あるわけですから(もちろん実現するのはわずかでしょうが)、バイオ株人気には夢があります。4875メディシノバもその1つです。
 本日の日経平均予想レンジ 16450円―16700円。
予定は
6月の景気動向指数改定値(午後2時)
8月の月例経済報告(関係閣僚会議終了後)
4~6月期の独GDP詳報(午後3時)
8月のユーロ圏PMI(午後5時)
7月の米中古住宅販売(午後11時)
EIA週間原油在庫(午後11時半)