2016.09.03 来週の相場
おはようございます。
 週末2日のNY株。
 ダウは72.66ドル高の1万8491.96ドル、ナスダックは22.69ポイント高の5249.90ポイントと続伸。
 注目の雇用統計は、前月比15万1千人増と発表されました。市場予想が18万人でしたので、増加幅は予想を下回りましたが、株価は早期利上げ圧迫が和らぎ買い材料で反応しました。ドルも発表直後は売られましたが、その後買い戻され、発表時点よりドル高になっています。これは、ジャクソンフォールでのイエレン議長の3か月平均で雇用統計を考えると表明した事が大きく効いていると思われます。ご存じのように5月の極端に低い数字と今回の数字が入れ替わるわけですから、タカ派意見に変わりは無いと考えられるわけです。

 日本株。
 最大の注目点であり最大の波乱要因であった米雇用統計を前にして上値抜けの微妙なせめぎ合いを続けていた日経平均は、雇用統計を受けたNYがドル高(引けは103円91銭)株高となった為、CME先物は一気の17000円台となっています。
 来週は早くもメジャーSQです。8/12に裁定買い残が4734億円と言う信じられないような低水準になった事をテレビ等でグラフ化した図を筆者が示しますと、弱気筋から「だからなんなの?」と言われました。まったくその通りで、低水準の買い残そのものは、「売り圧迫が無い」とは言えますが、それ自体が株価を上げる事は出来ません。しかし、これが増え始めると株価上昇の大きなシグナルになります。現物指数より先物が先行しないと(先高観が出ないと)裁定は組めず買い残も増加しません。この買い残が8/26現在6081億円とジワリ増えています。更に、8/31まで発表されている株数ベースの買い残は8/26より5100万株増えています。推定買い残は6900億円で、来週のメジャーSQに向けて逆に急激に増える事が考えられます。裁定業者にとって、短期で利益を確定できる美味しい場面になります。

来週の日経平均予想レンジ  16800円―17500円。いよいよ200日移動平均線(来週の位置は17000円前後)を越えます。踏み上げ相場あるか。

来週の予定
【5日(月)】
黒田日銀総裁が講演(午前11時半、東京・ホテルニューオータニ)
8月の景気動向調査(午後1時半、帝国データ)
G20首脳会議最終日(中国・杭州市)
【6日(火)】
8月の車名別新車販売(午前11時)
【7日(水)】
7月の景気動向指数(午後2時)
8月末の全国銀行預金・貸出金(午後3時)
4~6月期のユーロ圏GDP改定値(午後6時)
8月の米ISM非製造業景況指数(午後11時)
ASEAN首脳会議・関連会合(8日まで、ラオス・ビエンチャン)▽安倍首相出席
米レッドブック週間小売売上高(午後9時55分)
ベージュブック(8日午前3時、FRB)
【8日(木)】
4~6月期のGDP改定値(午前8時50分)
7月の国際収支(午前8時50分)
8月の対内対外証券売買契約(午前8時50分)
8月の貸出・預金動向(午前8時50分)
中曽日銀副総裁講演(午後1時半)
8月の景気ウオッチャー調査
ECB定例理事会(午後8時45分に金融政策発表)
◇ドラギECB総裁会見(午後9時半)
8月の中国貿易統計(税関総署)
米週間新規失業保険申請件数(午後9時半)
EIA週間原油在庫(9日午前0時)
上場=さくら総合リート投資法人<3473>が東証REIT
【9日(金)】
8月のマネーストック(午前8時50分、日銀)
メジャーSQ算出日
7月の第3次産業活動指数(午後1時半)
8月の中国消費者物価▽卸売物価(午前10時半、国家統計局)
ユーロ圏財務相会合(スロバキア・ブラチスラバ)
EU財務相会合(10日まで、スロバキア・ブラチスラバ)
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