おはようございます。
 5日のNY市場はレーバーデーで休場でした。
欧州株は、英独仏は若干のマイナスですが、他の諸国はおおむね堅調でした。

 日本株。
 今週の世界の予定表を見ると、景気経済指標の発表が大量にあり、7日(水)にはアップル新製品発表会(日本時間8日午前2時、サンフランシスコ)などと言う注目イベントもありますが、なんと言っても最大の注目は、これから来る日米の金融イベントの先鞭を切る8日(木)のECB定例理事会(金融政策発表は午後8時45分)、ドラギECB総裁会見(午後9時半)でしょう。
 ECBの国債買い入れ額が、開始以来1年半で1兆ユーロ(1兆1200億ドル)の大台を突破したそうです。しかし、銀行貸し出しは膨らまず、CPIはゼロ近辺に張り付いたままで、効果は出ていません。ECBは日銀と同じような状態に追い込まれて批判も受けていま。日銀と同じく買う国債が無くなって来ています。エストニア、ルクセンブルク、ポルトガル、スロバキア等、国債発行額が少ないところはもう買えず、勢いドイツ、フランス、イタリア、スペインに集中せざるを得ません。(5日、ロイター) しかし、ユーロ安となっている様に今回の理事会では資産買い入れ期間の延長等更なる緩和策の深掘りをするのではないかと見られています。買い入れ対象を広げる事もあるかも知れません。日銀のように株式まで広げたら大サプライズですが・・。
 日経平均は昨日17000円を超え、200日移動平均線をも超えました。200日移動越えは、昨年12月9日に下回って以来約9カ月ぶりの事です。しかし、200日移動平均線に溜まっているエネルギーは相当大きく、この地点の売り物は1日や2日で吸収できるものではありません。実際今下がり続けているこの200日線が上昇に転ずるのは今月末になります。
 外国ファンドを取材してもほとんどが見送りのままです。ただ、売り屋さんは今まで大量に売ってきた銀行や海運株を買い戻しているようです。新規の買いもさすがに入っているようですが、規模は本格買いになったら入ると思われる額の10分の1程度です。
 NY株は高い(PER21倍)けど下がらない、日本株は安い(同14倍)けど上がらない。その訳は、前者は「あまり上がらない金利」、後者は「伴わない業績」です。後者の業績は為替次第です。前者の金利が本格的に上がりはじめれば、ドル高円安になって、後者の業績も回復してきます。
つまり、目先日本株が200日線の抵抗エネルギーバリアーを打ち破って上がる為にも、今回のFOMCが最大の注目点になります。そしてその前哨戦が今週のECB定例理事会となります。

 本日の日経平均予想レンジ 16900円―17100円。
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