おはようございます
 8日のNY株。
 ダウは46.23ドル安の1万8479.91ドル、ナスダックも24.45ポイント安の5259.48ポイントと反落でした。NYSE出来高は8億3900万株。
 欧州中央銀行(ECB)は主要政策金利であるリファイナンス金利を0.00%に据え置くことを決めました。上限金利の限界貸出金利と下限金利の中銀預金金利も、それぞれ0.25%、マイナス0.40%で据え置きました。一部に追加緩和が予想されていましたので失望感が広がりましたが、ドイツ、フランスの株価が売られる反面、イギリス、イタリア、スペインなどは買われるマチマチの反応でした。
 これを受けたNY株ですが、アップルが悪役となりました。前日発表した新モデルに新鮮味がなく、アナリストの投資判断が引き下げられたことが嫌気され2.6%安と売られました。一方、米国での在庫急減で原油先物が上昇して相場を下支えしました。週間新規失業保険申請件数も前週比で減少し、7週間ぶりの低い水準でした。
 日本株。
 昨日は日銀の中曽宏副総裁の都内で講演内容が話題でした。今回の金融政策決定会合で行う過去3年半の金融緩和策の「総括的な検証」をテーマにした講演だったからです。中曽副総裁は、マイナス金利付きQQE(量的質的緩和)の効果と影響について「イールドカーブ全体に低下圧力を加えるという意味できわめて強力で、金融政策ツールとしての有効性が確認できた」と評価しました。一方で、「金融機関の収益の圧縮、保険や年金の運用利回り低下等、経済活動に悪影響を及ぼす可能性には留意が必要」とも語りました。但し、だからと言って、「マイナス金利の深掘りはできないという一律の考えはとりえない」とも述べ、結局、9月会合での「総括的な検証」では「現在の政策の枠組みの修正」を否定しませんでしたが、最後まで明確な答えを出さない講演でした。
 さて、日経平均は再び17,000円割れ、200日移動平均割れとなっていますが、下では日銀の買いが控えていますのでで、「不安感」はありませんが、「膠着感」は益々高まっています。やはりそのフラストレーションが中小型株に向かっています。昨日は任天堂に吹き飛ばされたにもかかわらず、ジャスダックと東証2部指数はプラスでした。平野銘柄も明らかに動きが良くなってきました。

 本日の日経平均予想レンジ 16900円―17050円。ドル高原油高が支援材料。メジャーSQですがこの残では波乱無しでしょう。
予定
8月のマネーストック(午前8時50分、日銀)
メジャーSQ算出日
7月の第3次産業活動指数(午後1時半)
8月の中国消費者物価▽卸売物価(午前10時半、国家統計局)
ユーロ圏財務相会合(スロバキア・ブラチスラバ)
EU財務相会合(10日まで、スロバキア・ブラチスラバ)