おはようございます。
 22日のNY株。
 ダウは98.76ドル高の1万8392.46ドル、ナスダックは44.34ポイント高の5339.52ポイントと続伸。ナスダックは2営業日連続で終値ベースの過去最高値を更新しました。NYSE出来高は8億5553万株。
 前日の連邦公開市場委員会(FOMC)で追加利上げが見送られましたが、同時に発表されたFOMC参加者の経済・金利見通し(ドットチャート)で、年内の利上げ回数が1回に、更に長期金利水準が前回の3.00%から2.875%になりました。これを受けてこの日も買いが継続しました。
 最大の注目イベントが終り、市場の焦点は大統領選関連一点になります。まず、週明け26日から始まる候補者討論会が注目です。テレビでクリントン候補の健康状態に不安感が印象付けられたりしたら、市場は一気に不透明感が高まります。
 
 日本株。
 FOMCでの追加利上げ見送りやドットチャートの結果を受けて、欧州株が全面高、NY株も続伸となっていますが、為替は100円台です。休み前の水曜日には円安も誘因しての日経平均315円高になりましたが、100円台の円高ではどうなるでしょうか。世界株高・原油高で、心配していた日経平均行って来いにはならないようですが、日銀の金融政策決定会合を受けて弾けた市場が今日も上値を目指せるでしょうか。
 昨日22日は1985年のNYでプラザ合意がなされた日でした。円高誘導の強調介入で、1日でドル円は235円から215円へ20円動きました。直前の貿易不均衡(日本の大幅黒字)等の経済状況で、合意せざるを得なかった日本ですが、それによる「円高不況」を防ぐ為、政府は翌年から公定歩合を引き下げ、金融緩和策を打ち出し、1989年の資産バブルの頂上へ一気に駆け上がる事となりました。
 今の日本はプラザ合意直前の、貿易独り勝ち国ではありませんので、「協調介入」の円高誘導はありませんが、安定的に2%以上の物価上昇を目指す質・量・金利の緩和策は「円高不況」を防ぐ為の手段でもあります。
ただ、プラザ合意当時は200円台の攻防でしたが、今は100円台の攻防と言う違いがあります。生産の海外移転が進んでいる現在、「円高不況」のボーダーラインが円高方向に大きく下がっています。100円でも日本経済は大丈夫(為替離れ)となれば、株の独歩高も考えられます。今日の株価の動きをそんな目で見て見たいと思います。

 本日の日経平均予想レンジ 16700円―16950円。
4875メディシノバが7ドル台に再び上がって来ました。