おはようございます。
 このところ続いていた天候不順で朝の日課の散歩が出来たり出来なかったりでしたが、今日は途中で降ってくる雨も心配せずゆっくり歩くことが出来ました。おかげで本稿をアップする時間が遅くなりました。
 さて「長短金利操作付き量的・質的金融緩和」政策が発表になってから各メディア・専門家の間で喧しく論議が交わされています。今日の東洋経済オンライの筆者の拙稿もお読み頂けたら幸いです。いつもの事ですが、政策をまるまる好評価する意見は皆無に等しく、筆者の一稿は貴重品ですよ(笑)。
 最も重要なところは、「消費者物価上昇率が安定的に2%目標を超えるまで、マネタリーベースの拡大方針を継続」とし、今まで曖昧だった継続性と出口を鮮明にしたことです。(今までの表現と同じではないかとおっしゃる方も多いと思いますが、筆者は一歩前進した強い意志を感じます)ところがメディアに「出口」のデの字もありません。
 消費者物価上昇率が安定的に2%を超えるには今の何百円、何千円のチマチマした給料の上がり方では時間がかかります。今から考えると途轍もない古き良き時代だった1970年代から1980年代。給料の上がり方は半端ではありませんでした。1969年に筆者が聞いた立花証券の入社説明会での諸手当込初任給は3万5千円でしたが、1970年4月の最初の給料袋の中には5万3千円が入っていました(銀行振り込みはずっと後の事です)。その後も数万円単位で上がりました。所得の上昇は、経済界への要望では無く、徳政令的強制力を発揮しなければおそらくエンドレスで緩和策が続くでしょう。このまま行ったら来年度末にはGDPを超える500兆円のマネタリーベース(通貨供給量)、1500兆円のM3(通貨残高)が実現します。その時株価はどうなるのでしょうか。わくわくします。
 今の日本株が世界から出遅れているのは、2013年に15兆円も買い越した外国人投資家の売りが2015年以降間断なく出ているからです。この流れがどこで変わるか?残念ながら今のところその兆候はまだありません。
 筆者の株の師匠である、相場の神様石井独眼流の言葉が忘れられません。「針の落ちる音を聞け」。流れの変化はわずかな兆候から始まります。筆者にそのような能力は無いかもしれませんが、全力で注視しています。
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