おはようございます。
 今週のマーケットは日銀短観(月)で始まり、米雇用統計(金)で終わります。その間、筆者が最も重要視している米ISM製造業景況指数の発表もあります。ご存じの通り、日銀短観は3月に1回、雇用統計やISMは毎月1回発表されます。失業保険申請件数のように毎週発表される重要指標もあります。
 その指標を見て、週単位、月単位、四半期単位の「イベント待ち」相場が最近の傾向です。閑散相場の象徴のように、イベントを越えてもそれほど大きく動くわけでもなく、次のイベントを人々は待ちます。この現象からいつ脱出できるのでしょうか。この様な状態が長引くと、投資家の投資意欲が次第に減退し、増々閑散度合いが高まって行きます。
 世界の主要市場で、外国人投資家の市場占有率が70%を超える市場は日本だけです。外国人の力が大きいと言うより、日本人の投資家の力が弱すぎるからです。日本人の投資家が貧乏だから力が弱いのかと言うとまったく逆で、世界一の個人金融資産を持っているのにその力を出していないのです。その理由は将来への不安です。最近は所得が上がってきているにもかかわらず、消費が伸びず物価も下がり気味です。
 1973年5月26日の武道館に、筆者の師匠である石井独眼流の相場観を聞くために、1万2000人の投資家が集まりました。夢の様な話ですね。
 1970年に日本の人口が初めて1億人に乗せ、為替はドル360円から円高方向に動き始めた時でした。この時代が再び来るかと言うと、それは無理です。師はいずれ為替は360円に戻ると言っていました。筆者が思うに、その時は人口が再び1億人を割ると予測される2050年ころではないかと思っています。
 しかし、師は、「流れを逆流させることは無理でも、政治・政策の力で流れを緩やかにすることは可能だ。」と言っていました。今のアベノミクスは出るべくして出て来た歴史の1ページだと思います。日本に「運」があるなら、安倍首相が健康でこの戦いに勝てると思います。
 更に師は「株は大丈夫だよ。おカネが時々悪戯するから」とも言って居ました。この世界的金余りの中で、株がじり貧になる事は考えられません。今眠っているおカネが、いつか堰を切って怒涛の流れが発生する事を想像して、毎日このブログを書いています。
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