おはようございます。
 20日のNY株。
 ダウは40.27ドル安の1万8162.35ドル、ナスダックは4.58ポイント安の5241.83ポイントと反落。NYSE出来高は7億9346万株。
 注目のECB定例理事会は、金融政策の現状維持を発表し、一部に流れていた緩和縮小(テーパーリング)観測についてドラギ総裁が会見で否定した為、欧州株が上昇し、ダウは買い先行で始まりました。しかし、佳境に入っている7~9月期決算発表で、この日発表されたトラベラーズやベライゾン・コミュニケーションズの内容が悪く、両社が大きく売られ、相場の足を引っ張り、ダウはマイナス圏に沈みました。逆に前日引け後発表のアメリカン・エキスプレスは市場予想を大きく上回った為大きく買われて、引き続き個別対応で市場は激しく動いています。
 日本株。
 中々抜けなかった17000円前半のゾーンをあっさり抜いてきました。昨日の引け17235円50銭は、階段とも表現しましたが、マイルストーンとも言える17040円(10/11)、17156円(9/5)をすんなり通過して、17251円(5/31)に到達しました。この日(5/31)の引け値は17234円98銭ですから、引け値ベースでは抜いています。
 昨日の日経CNBC本番で、カブドットコム証券の河合さんに「強気の平野さんにとって今日はニコニコですね」と言われました。業界でも強気の平野で通っていますが、ここで有頂天になってはいられません。どうしてこうなったか?これからどうなるか?投資家はどうしたらよいか?を解説していかなければなりません。
 その答えは、5対3対2にあります。この比率には異論がありましょうが、株価は50%ファンダメンタルズ(業績・材料等)、30%需給(外国人、信用残等)、20%人気(出来高・材料等)で成り立っています。
 どうしてこうなったか? 現状を考えますと、これからの決算発表が期待されているわけでは無いので、50%ファンダメンタルズはニュートラルないしはマイナスです。20%人気は、昨日辛うじて東証1部売買代金は2兆円に達しましたが閑散・不人気相場です。なぜ上がって来たかと言うと外国人2週連続買い越しに代表される30%需給です。需給は株価が上がれば買い戻し等で更によくなりますから引き続き買い材料です。
 これからどうなるか? 50%ファンダメンタルズと20%人気次第です。
 投資家はどうしたらよいか? 50%ファンダメンタルズが変わらずに20%人気だけが上がって来た場合、例えば東証1部売買代金2兆円以上が1週間くらい連続したら、一旦利確です。17613円(4/25)あたりでそうなるかも知れません。50%ファンダメンタルズが変わってきたら、例えば為替が105円を超えると企業業績について楽観論がでますので、一部利確しても残りはホールドです。
揉み抜けの重要ポイントでコア30中心の動きでしたが、これから一気に18000円とはいきません。おそらくジリ高型と思いますので、中小型個別物色は変わりません。
 本日の日経平均予想レンジ 17100円―17300円。
 予定は
黒田日銀総裁が全国信用組合大会であいさつ(午後3時15分ごろ)
黒田日銀総裁が講演(午後5時、ホテルオークラ東京)
上場=ユーザベース<3966>がマザーズ
9月の中国70都市住宅価格(午前10時半)
決算=ダイムラー
EU首脳会議最終日(ブリュッセル)