おはようございます。
 2.50、3.60、3.36という数字は何だと思いますか。これは先週目先の抵抗ゾーンを抜けて市場(日経平均)が変化を見せた結果の、順に25日、75日、200日移動平均上方かい離率(%)です。
 日経平均が動く時のかい離率は、3%(普通)、5%(少し強い動き)、7%(かなり強い人気)が目安です。今回売り方はかなり動揺していると思いますが、為替の103円台では業績では買えず、東証1部売買代金2兆円ちょぼちょぼが示す通り、まだ人気が盛り上がっている強い状態ではありません。従って今回、3%のかい離がひとまずの目安となります。短期線25日の3%かい離は17300円です。ただここでお終いかと言うとそうではありません。25日移動平均線自体が急激に上昇し始めたからです。例えば今週末の3%ラインは17450円(推定)位に上がります。従ってこの場合には、移動平均線から見た警戒シグナルを出しながらの上昇となります。
 25日移動平均線は簡単に動きますので、定点観測には向きません。200日移動平均線がそれに適しています。3.36%以上の数字は去年8月20日の5.62%までありません。この時の日経平均は2万33円52銭でした。
 日経平均かいり率は単なる数字の遊びではありません。短・中・長期投資家の懐具合を表す重要な数字です。少なくとも200営業日以内の投資家にとっては、利益が出るゾーンに入って来た事は確かですが、去年の8月はその外にあります。つまり塩ずけ銘柄が動き出す(出来高水準が上がる)には、日経平均の絶対数字が必要で、こんな17000円台ではまだまだと言えます。
 今週は、少し変化をして来た市場の足場を固める週だと思います。ゆっくり行きましょう。
 本日の日経平均予想レンジ 17150円―17300円。

今日の予定は
16年度上半期と9月の貿易統計(午前8時50分、財務省)
10月の主要銀行貸出動向アンケート調査(午前8時50分、日銀)
8月の景気動向指数改定値(午後2時、内閣府)
20日時点の日銀保有国債銘柄別残高
国庫短期証券銘柄別買い入れ額(午後5時)
10月のユーロ圏PMI(午後5時、英マークイット)
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