おはようございます。
 9日のNY株。
 ダウは256.95ドル高の1万8589.69ドル、ナスダックは57.58ポイント5251.07で引けました。予想外のトランプ氏勝利で増した不透明感で寄り付きこそ売られましたが、そこから、法人減税・規制緩和など企業寄りの政策が行われることへの期待感からダウは一気の買戻しでほぼ高値引け、前日比256ドルの大幅続伸となりました。
 景気回復の期待感からドルも一本調子で買われ、こちらも一気の105円台後半です。

 日本株。
 筆者の周りにはトランプ勝利を考える市場関係者はいませんでした。筆者も「それでもクリントン」と書いたように、クリントン圧勝と思っていました。多くの市場関係者はトランプ後の市場イメージを作っていませんでした。
勿論ブレグジットの例もありますから、付属的にレポートの最後に、「トランプ勝利の場合」を解説していますが、それは酷いものでした。(筆者の読んだ)全部のレポートでは、為替は90円台前半を予測、1部には恐ろしい長期投資家のヘッジ比率の変更を予想するものまでありました。今動いている短期ファンドは恐ろしくありません。下げたら買って来るからです。怖いのは生損保やGPIF等長期投資家が、トランプリスクを真に受けて株の保有比率を下げたり、ヘッジ比率を上げたりすると大きな市場下げ要因になるからです。
 しかし、株を売ってその莫大な資金をどこに持って行くのでしょうか。日本株を売ってアメリカ株を買うのでしょうか。トランプリスクで売るのですからそれは理屈に合いません。米国債を増やすのでしょうか。方法はどうあれ、「強いアメリカ」を作るわけですから金利はどうしても上がり気味になります。国債も良くありません。行き場所がないでしょう。
 カネ余り世界には、運用しなけらばならないお金が渦巻いています。これから冷静にトランプの米国を分析して行くでしょう。筆者の様な強気一辺倒も困りものですが、過度な弱気派ではチャンスな安い所は買えませんよ。筆者の周りには昨日の安値を買った猛者も何人かいます。
 マコネル米上院院内総務(共和党)は、TPP法案について、来年1月の新大統領就任前に採決は行わない事を明らかにしました。これを理由に日本の国会議員が、日本の採決を遅らせろと言っていますが、本当に情けないですね。TPPは日本国の為になるかが基準ですから。アメリカも時間はかかりますがいずれ通ると思いますよ。

 本日の日経平均予想レンジ 17000円―17400円。 オプションSQ最終売買日なので広く取りました。まずは買戻しの1日で、後は今週1400社も発表する業績に対する個別対応でしょう。

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