おはようございます。
 今日の日経新聞の6面の羅針盤のタイトルは「トランプ相場の始まり」であります。内部に矛盾をたくさん抱えますが、長期停滞を打破する期待が高まっているとしています。株価はリーマンショック以降、長期に渡って上昇し、今年8月15日にダウは史上最高値を更新し、ナスダックも2度と越えられないと言われたITバブルの超高値を9月22日に超えました。何が長期停滞でしょうか。
 我々は不思議に思いますね。しかしそれは流動性によって作られた株価から見ればの話で、実体経済は、富が1極に集中する中、議会のねじれ現象で何もできない政治の世界では、正に「長期停滞」そのものでした。この8年間中心にいたのがオバマ大統領で、「失われた8年」とまで言われています。トランプの圧勝は、ウォール街からの情報が元になっている我々日本人からみれば驚きですが、アメリカ中間層から見ればそうでもない事なのでしょう。
 流動性を基にした強気論者の筆者としては、NY株はまだ天井では無いと言ってきました。天井を打つときは、「過熱そして引き締め」が条件です。従って、トランプ新大統領の政策「減税・規制緩和・公共投資拡大」がうまくいくと、景気が過熱して天井を打つ条件が整う事になります。従ってトランプ相場は「NY株の終わりの始まり」なのです。
 しかし、ベテラン投資家は知っています。この終わりまでの数年が、株式投資で1番儲かる時期であることを。ダウが2万ドルなど通過点です。
 しかも日本は一周遅れの異次元緩和中です。ゼロに固定された日本の金利とこれから過熱経済金利(良い金利上昇)になって行く米国との金利差はどんどん広がり、トランプ大統領がいくらドル安を望んでもどんどん円安になって行きます。(これがトランプ政策の最大の矛盾点です)。
今週の日経平均予想レンジ 17000円―17700円。 
今週後半の予定
【17日(木)】
10月の豪雇用統計(午前9時半)
10月の米消費者物価(午後10時半)
10月の米住宅着工(午後10時半)
米週間新規失業保険申請件数(午後10時半)
11月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数(午後10時半)
【18日(金)】
10月の半導体製造装置BBレシオ(午後4時)
上場=フィル・カンパニー<3267>がマザーズ
決算=東京海上<8766>、SOMPO HD<8630>、MS&AD<8725>
10月の中国70都市住宅価格(午前10時半)
10月の米景気先行指数(19日午前0時)
国連気候変動枠組み条約第22回締約国会議(COP22)最終日(モロッコ・マラケシュ)
APEC閣僚会議最終日(ペルー・リマ)
スポンサーサイト