おはようございます。
 8日のNY株。
 ダウは65.19ドル高の1万9614.81ドルと、4日連続の史上最高値更新です。ナスダックも23.60ポイント高の5417.36ポイントと2週間ぶりに史上最高値を更新しました。トランプラリーが止まりません。「持たざるリスク」を解消する為の買いが更に「持たざるリスク」を大きくしています。

 日本株。
 昨日は12月メジャーSQの最終売買日なので、方向感が出るとヘッジの動きでその方向に加速します。高値引けになったのはその為です。しかし、為替が円高にになったにもかかわらず、株価のこの動きはSQだけではないと思います。ようやく本来の需給相場に戻ったと言うことです。日経平均EPSはじりじり下がり続け1150円台になっています。必然的にPERは上昇し、上限と見られていた16倍を一気に超える16.23倍です。
 ここでファンダメンタルズ的見方をすると、増々相場に乗れなくなります。今は流動性相場、おカネの量の相場なのです。いみじくも昨日日銀高官から「日銀の政策は量から質に変わったと言う考えは、みなさんのまったくの誤解です。量的緩和は続行中で資金供給は変わりません」とはっきり明言されました。
 但し、アメリカはこの流動性(量)相場を終え、景気回復相場(質)に移ったところにトランプ登場でそれに拍車がかかっているところです。成長経済には債券から株への流れが起きます。今その真っ只中です。今後アメリカ株に調整があるとすれば、その流れの踊り場の時、つまり債券投資家がまた債券を買いたくなる金利水準になった時です。その時もし量的引き締め策が発動されていたら、踊り場でなく、株から債券への大逆流が起き、株が大天井を打つ時です。従ってアメリカ株は分かり易いと思います。
 日本株は、アメリカ株が天井を打つ時期により相場観が変わると思います。安定的CPI2%がいつになるかに分からない状態でアメリカが天井を打ったら、つれ安後日本の独歩高になると思います。アメリカの好調が長期間続き、日本も景気回復相場になっていたら日本株も終わりです。
 さて、先の事はともかく、目先ですが、乗れない方は出遅れ個別株で行けると思います。こうなると臆病な資金もたくさんありますから、間違いなく出遅れ株にシフトすると思います。
 それと、上記で述べた長期見通しの理屈は、短期で何度もミニ版が起きますから、押し目は来るとおもいますよ。例えば来週のFOMC利上げ後に金利上昇が一服した時など。ECBが量的緩和策縮小の予告をしましたが、その折込具合など。

本日の日経平均予想レンジ 18750円―18950円。
予定は
メジャーSQ算出日
10~12月期の法人企業景気予測調査(午前8時50分)
11月のマネーストック(午前8時50分、日銀)
11月の中国消費者物価▽卸売物価(午前10時半)
11月の米卸売売上高(10日午前0時)
12月の米ミシガン大消費者景況感(暫定値)(10日午前0時)

スポンサーサイト