おはようございます。
 週末16日のNY株。
 ダウは8.83ドル安の1万9843.41ドル、ナスダックは19.69ポイント安の5437.16ポイントと小反落。NYSE出来高は22億2408万株と多いですがこれは米国メジャーSQの為。
 特に材料の無いこの日は、欧州株高を受け、原油先物もしっかりでダウは小高く推移していましたが、午後に入ると、中国海軍が南シナ海の国際水域で米海軍の潜水無人機(ドローン)を接収したとの報道を受け、地政学的な懸念が高まったとして売り先行となりました。トランプ次期大統領の「一つの中国にとらわれない」発言に対する報復と見られ米中の緊張が高まる可能性があります。 ただ、一旦売られた後は小幅安のままで、新たな売りは出ませんでした。

 日本株。
 昨日の引けで、日経平均は過熱危険水域と言われる25日移動平均かい離率5%を6日連続上回り、あたかも危険ラインをサポートラインにしているかのようです。
 報道されていますように、グローバル投資家の日本株への資金配分が前月の5%アンダーウエートから過去最大の変化幅で一気に21%オーバーウエートに転じました。更に、債券から株への資金の流れが大きくなっていますが、35年続いた債券強気相場が終わったと、そのグローバル投資家の代表である米ブラックロックも見ているようです。
 こうなってくると多くのファンドはこの流れ乗らざるを得ず、その量は膨大であるので、対処行動は簡単には終わりません。今まで弱気をぶっていたストラテジストも、手のひらを返した様に強気に転じています。
 確かに大きな流れは変わらないと思いますが、日銀と出遅れファンドのETF買いで、押し目すらないと言う感じですがそんなことはありません。バブル大相場の出発点になった1987年10月19日のブラックマンデーでは日経平均3,836.48円安が突然来ています。後講釈で事前にその兆候があったなどと言うブラックマンデー本もたくさん出ていますが、筆者はあの日の朝の事を鮮明に覚えていますが、そんなことはなく、正に突然来ました。
 理由は「気くずれ」です。気くずれとは、特に理由が無いのに、売り買いのバランスが崩れて突然起きる急落現象を言います。その危険性がすぐそばに迫っているような気がしますが、それは明日書きます。

 来週前半の予定は
【19日(月)】
日銀政策委・金融政策決定会合(20日まで)
11月の貿易統計(午前8時50分、財務省)
実質輸出入動向(午後2時、日銀)
11月の半導体製造装置BBレシオ(午後4時、SEAJ)
上場=船場<6540>が東証2部、日本モーゲージサービス<7192>がジャスダック
11月の中国70都市住宅価格(午前10時半、国家統計局)
12月の独IFO景況感(午後6時)
【20日(火)】
日銀政策委・金融政策決定会合最終日  黒田日銀総裁会見(午後3時半)
11月の粗鋼生産(午後2時、鉄連)
11月の主要コンビニ売上高(午後4時、フランチャイズチェーン協)
上場=リネットジャパングループ<3556>がマザーズ
科学衛星「ERG」(エルグ)を搭載したイプシロンロケット2号機打ち上げ(鹿児島県・内之浦宇宙空間観測所)
米レッドブック週間小売売上高(午後10時55分)
API週間原油在庫(21日午前6時半)