おはようございます。
 今週22日(木)は欧州系日本株投資ファンドにとって、いやそのファンドの若手ファンドマネージャーにとってとても嫌な日です。
 23日(金)が天皇誕生日で休場、クリスマスを挟んで翌26日(月)がNY、ロンドン休場、27日(火)ロンドン休場と22日は5連休前の立会日となります。ご存じの通り今週、彼らは皆クリスマス休暇入りますが、急騰後の波乱がいつ起きてもおかしくないこんな重要な時に、全員でファンドをほったらかして休暇とはいきません。どこの国でも一緒ですが、こう言う時後を任されるのは若手ファンドマネージャーです。彼らの不満の声が聞こえますが、彼らとしては留守番は仕方ないとしても、この間の変動リスクの責任を取らされてはたまりません。
 22日(木)のオーバーナイトリスクを嫌ってポジションを減らす事が考えられます。勿論休暇中の上司に進言するでしょうが、負い目のある上司はそれを了承するでしょう。若干笑い話的相場観ですが、売り買いのバランスが崩れる(気くずれ)危険が生じないでしょうか。次々と危険ラインを突破している日経平均ですが今年最後のリスクと考えられませんでしょうか。
 22日が現場の笑い話で終わるかも知れませんが、売り方が期待する下げのタイミングはこれからどんどん来ます。節税対策で年末売りを我慢した米投資家の売りが出る年明け、トランプ就任後の政策矛盾点の顕在化、金利上昇速度が分かるFOMC結果発表日(2月1日、3月15日、5月3日)等、来年前半だけでも注意点はいくつもあります。しかも市場占有率が50%を超えていると言われるアルゴリズム取引を考えると第2のブラックマンデーはいつ起きてもおかしくありません。
 筆者は今回のトランプラリーを、共和党が盤石な政治的地盤を固める2年後の中間選挙までと見ていますが、果実は腐る前が一番おいしいと言います。急落をも楽しむ余裕でこれからの相場を対処してもらいたいと思っています。急落があった場合の下値目途は25日移動平均のプラス1%、今週は18600円前後です。

今週後半の予定
【21日(水)】
10月の全産業活動指数(午後1時半、経産省)
11月の訪日外国人数(午後4時、政府観光局)
上場=グレイステクノロジー<6541>、イノベーション<3970>がマザーズ、ゼグエグループ<3968>がジャスダック
11月の米中古住宅販売(22日午前0時、NAR)
EIA週間原油在庫(22日午前0時半)
【22日(木)】
実質輸出入動向詳細(午後2時、日銀)
20日現在の日銀保有国債銘柄別残高▽国庫短期証券銘柄別買い入れ額(午後5時)
上場=フォーライフ<3477>、エイトレッド<3969>がマザーズ
米軍北部訓練場の返還(20日を軸に那覇市で返還式)
7~9月期の米GDP確定値(午後10時半、商務省)
7~9月期の米企業利益確定値(午後10時半、商務省)
11月の米耐久財受注(午後10時半、商務省)
米週間新規失業保険申請件数(午後10時半、労働省)
11月の米個人所得・消費(23日午前0時、商務省)
11月の米景気先行指数(23日午前0時、コンファレンス・ボード)
【23日(金)】
天皇陛下誕生日(83歳)
7~9月期の英GDP確定値(午後6時半、国民統計局)
11月の米新築住宅販売(24日午前0時、商務省)
12月の米ミシガン大消費者景況感(24日午前0時)

スポンサーサイト