20日のNY株。
ダウは91.56ドル高の19974.62ドル、ナスダックは26.50ポイント高の5483.94ポイントと続伸。経済指標の発表が無いなか、欧州株高や原油高でしっかりの一日でした。ダウ平均は2万ドルの大台まであと25ドルに迫っています。金融関連株が引き続き買われています。

日本株。
日銀金融政策決定会合の結果は予想通りでしたが、量的緩和の継続性が強調され、黒田日銀総裁会見においても、景気判断を上方修正したにもかかわらず、円安は今年初めに戻っただけだとして、テーパリング(緩和縮小)には一切触れない理想的なものでした。すかさず入った日銀ETF買いも相まって再び日経平均は3ケタの上昇で年初来高値を更新。前日の9円安がちょっとのはずみでプラスになっていれば11連騰になるところでした。下げない相場にもう苦笑するしかありません。
 そうは言っても13日からの上げ幅の刻みを見ると、95円、3円、20円、127円、102円と高値更新の割には明らかな気迷いが見られます。売買代金においてもそうです。
節税対策売りでなかなか浮上しない出遅れ株ですが、そろそろ資金シフトが起きそうです。
4875メディシノバから19日夕刻「MN-166 の進行型多発性硬化症を適応とするフェーズ 2b 臨床治験 継続決定のお知らせ ―データ・安全性モニタリング委員会(DSMB)からの勧告を受けて―」がリリースされました。現在実施中の進行型多発性硬化症 (Progressive multiple sclerosis)を適応とする MN-166 のフェーズ 2b 臨床治験が当初の予定通り継続される事が決定したと言う意味です。これに対する株価の反応は小材料の出尽くし的な動きですが、このリリースの持つ重要な意味が理解されていないような気がします。
 期待される薬の治験には国立神経疾患脳卒中研究所(NINDS)が補助金を出してそれをバックアップしていますが、大切な税金を使う為中間の結果が悪ければ後半の治験補助金を打ち切ります。その判断をするのが 外部独立機関であるデータ・安全性モニタリング委員会(DSMD)です。このリリースはDSMDが、「有効データの中間解析(治 験継続の危険性および無益性の解析)を検証した結果、補助金を出しているNINDS)に 対して、本治験を継続するよう勧告し、それを受けて NINDS は本治験の継続を決定した」と言うことです。補助金が継続すると言う事も好材料ですが、中間までの結果が良いと言うことは臨床治験の成功の確率が大きく高まった事を意味します。この事実を株価は織り込んでいないと思います。

本日の日経平均予想レンジ 19400円ー19600円。
予定
10月の全産業活動指数(午後1時半、経産省)
11月の訪日外国人数(午後4時、政府観光局)
上場=グレイステクノロジー<6541>、イノベーション<3970>がマザーズ、ゼグエグループ<3968>がジャスダック
11月の米中古住宅販売(22日午前0時)
EIA週間原油在庫(22日午前0時半)

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