おはようございます。
 22日のNY株。
 ダウは23.08ドル安の1万9918.88ドル、ナスダックは24.01ポイント安の5447.42ポイントと続落。NYSE出来高は7億2465万株とクリスマス休暇を控え閑散です。トランプラリーはダウ史上初の2万ドルを前に一休みです。
 10年物国債利回りは前日比0.02%高い(価格は安い)2.55%でした。注目の7~9月期実質GDP確定値が前期比3.5%増と、改定値(3.2%増)から上方修正され市場予想をも上回った為です。耐久財受注も良好な数字でしたが、11月の個人消費支出の伸びは鈍化していました。

 日本株。
 昨日は連休前の売り物は出たものの、結局日銀ETF買いに支えられ筆者の心配した波乱は無く小幅な下げで終わりました。
 日銀のETF買いは量的緩和策の一環で株価維持政策では無いので、17000円台も19000円台も売り物が出る時、同じように買いを入れます。売りの絶対量が多い時は買い支えられませんが、今のように最大投資主体の外国人投資家が売り方でない時は、完璧な下支え機能を発揮しています。
 機能と言えば、無理だと言われたイールドカーブコントロールも、米国金利上昇の外圧にもかかわらずその機能を果たし、安定的な円安に繋がっています。日本におけるトランプ相場は、日銀との二人三脚で出来上がっていると言えます。
 昨日の番組で金利のスペシャリスト、野村証券のチーフ金利ストラテジスト松沢中(なか)さんをお呼びしてお話をお伺いしました。2017年の米金利は10年債で3.25%位にいくと言う強気な見方でした。しかし、所謂金融引き締めは2018年になってからとのご託宣に我が意を得たりの感じでした。若干筆者が誘導的に求めてしまった答えだったかもしれませんが、2018年に引き締めと言うことは、2017年中は景気回復に連動した良い金利上昇だと言うことを意味します。ただ、7月頃に黒田総裁が長期金利ターゲットを上げるアナウンスをするかもしれないとおっしゃっていましたので要注意です。でもそうだとしても、年前半までは大丈夫と言うことになり、株高も少なくとも年央までは続くと考えられます。サプライズ予想は、「中国が今までのデフレでは無くインフレを輸出するようになる」でした。とにかく面白い2017年になりそうです。松沢さんの解説はとても分かり易い解説で今後更に人気が出そうな金利ストラテジストだと思いました。