おはようございます。
 入国禁止の大統領令に対して裁判所が差し止めを命じました。即時取り消しを求めた政権側の訴えも棄却され、政権は上級の裁判所に上訴し混乱が続く見通しです。片や金融規制見直し指示の大統領令にも署名して金融株が買われたり、規制緩和への期待も膨らんでいます。
 QE1、2、3の政策はデフレに陥りそうになったアメリカ経済の復活をかけた瀬戸際の政策で、結果的には間違いなくドル安政策でした。2012年から13年にかけてドル円は100円を割れていました。これによりアメリカは復活し成長経済を歩もうとしています。日本も異次元緩和やアベノミクスで同じようにデフレからの脱却を今必死で追及しています。結果的に円安になっていますが、トランプの言う「長い間の円安誘導」ではありません。一周遅れでアメリカのやってきたことを日本もやっているに過ぎません。溺れている人がやっと岸にたどり着いた途端、後から来る人を蹴飛ばすような事は許されません。10日の日米首脳会談では、ウインウインの関係を世界に示してほしいものです。
 日経平均はこのような懐疑の中で、19000円どころでもがいていますが、先週末の米国預託証券(ADR)の8306三菱UFJは規制緩和を頼りに7%近く上げています。今日は金融株がどこまで全体を引っ張って行けるか見ものです。揉み合いが続けば個別株人気です。

 本日の日経平均予想レンジ 18950円ー19100円。

予定は
12月の毎月勤労統計(午前9時、厚労省)
1月の車名別新車販売(午前11時、自販連)
決算=トヨタ<7203>、スズキ<7269>、三菱地所<8802>、丸紅<8002>、JT<2914>
12月の豪小売売上高(午前9時半、統計局)